インフルエンザ治療薬である新薬「ゾフルーザ」が保険適用で解禁されることになり
話題となっていますね!そこで今回は、インフルエンザ治療薬の新薬「ゾフルーザ」に注目し、
発売日や薬価についてお伝えしています。
インフルエンザ治療薬「ゾフルーザ」が保険適用
中央社会保険医療協議会という厚生省の訪問機関が2018年3月7日に
インフルエンザ治療薬「ゾフルーザ」の保険適用を承認しました。
新薬「ゾフルーザ」は、シオノギ製薬(塩野義製薬)が販売する
インフルエンザ治療薬であり、シオノギ製薬としては2010年に販売された
「ラピアクタ」に続いて2品目のインフルエンザ治療薬なんですね。
「ラピアクタ」は世界に先駆けて日本で初めて成人用が承認された治療薬であり、
新型インフルエンザの流行りが考慮されたため、異例とも言えるスピード承認で話題になっていました。
このようなことからシオノギ製薬は、インフルエンザ治療薬に
力を入れているとも思われます。
「ゾフルーザ」の発売日は?
シオノギ製薬から販売されている、インフルエンザ治療薬の「ゾフルーザ」ですが、
中央社会保険医療協議会が2018年3月7日に承認し、
発売日は、3月14日となっています。
ゾフルーザは、厚生省が2015年に創設した「先駆け審査指定制度」という
患者さんに、世界で最先端の治療薬を最も早く提供することを目指し、
一定の要件を満たす新薬等を開発の段階から指定する制度に指定されていました。
この「先駆け審査指定制度」の医薬品では、ゾフルーザが第1号となっています。
ゾフルーザは、それだけ早い開発が望まれていたということになりますね。
ゾフルーザの薬価は?
ゾフルーザの薬価ですが、まず薬価とはどういうことなのかといいますと、
薬価とは、薬の公定価格なんですね。
公定価格とは、経済統計の必要上、政府が決定する価格となっています。
薬だけに限らず、政府が定めた商品やサービスなどの標準価格であり、
物価を厳重に統制する必要がある時に公定価格を要することが多いです。
ゾフルーザの薬価は、10mg(ミリグラム)が約1,500円、20mgが約2,400円となっており、
体重が40~60kgの大人の場合、服用する量は20mg錠を2錠、
12歳未満の体重15kgの子供であれば、10mgを1錠の服用となります。
タミフルと比べると、かなり割高だと思われます。
ゾフルーザはすごい?
タミフルなどの既存治療薬は、ウイルスの増殖を阻害する効果がないため、
治療薬を継続する必要がありますが、それに比べゾフルーザは、
1回の服用で治療が完結する仕組みとなっているので身体的な負担が軽くなるという
今までとは全く違う治療薬となっているんですね。
ゾフルーザの秘話を「カンブリア宮殿」特集されていました。
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まとめ
今回は、インフルエンザ治療薬の新薬「ゾフルーザ」の発売日や薬価についてお伝えしました。
ゾフルーザは、1回の服用で完結するという画期的な新薬なので
これからの活躍に期待したいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。